２月２日に行われた「節分会」に年女として、着慣れないはかま姿でお役をさせていただきました。
最初に主任さんからお話があった時に体調があまり良くなかったし、体格が人より大きいので衣装が合わないのではないかと不安になり、断ろうと思っていました。でも、折角声を掛けて下さったのに無下に断ると皆さんのがっかりするお顔が目に見えるようで、断りきれませんでした。
私には今年小学校へ入学する娘が居ります。普段、私の言う事をなかなか聞いてくれず、法座席を走り回っているような子です。お役の間、ハラハラドキドキしながら様子を見ていましたが、ちゃんと座って、おとなしくお話を聞いている姿を見た時、これなら学校へ行っても大丈夫かな、と少し安心しました。
私も現在、職業訓練所へ通っているのですが、やっと今年は就職が叶いそうです。親子揃ってまだまだ色々な課題もありますが、焦らず、一つひとつ自分に出来ることを精一杯こなして行けたら良いかなと思っています。そのためには、皆さんに教えてもらえる事を素直に聴いて、日々、精進しようと決心しました。
「立春」とは名ばかりでまだまだ寒い日が続きますが、年女のお役を頂けた事で、娘とともに新しいスタートを切るにふさわしい、最良の一日となりました。有難うございました。
－合掌－ ≪Ｋ・Ｍ≫
