日々有難うございます。
私は35年前にS状結腸に腫瘍が見つかり、開腹手術をしました。そして、20年前には総胆管結石腫瘍で、また手術をしました。更に、今年6月10日には大腸がんの手術をしました。これまでの人生で3回も開腹手術をしてきましたが、それでも今、お陰さまでいのちを頂いています。
退院してから3週間に1回の、辛い抗がん剤治療をしています。合計で8回受けなければなりませんが、現在、6回まで済みました。あと2回です。副作用で手足が痺れたり食欲が無くなって水も飲めない時もありますが、勤めている会社からは「年内いっぱい休んで、充分治してからまた勤めて下さい」とのお手配を頂き、本当に感謝しています。
勤めている時は自由な時間がなかなか取れなかったのですが、今は徳を積ませて貰える当番修行や各家の年回供養、納骨式、開眼納骨式等のお役を進んでさせてもらっています。すると、不思議とそれぞれの修行の間は副作用も軽くて済みます。これも、仏さまのご守護と受け止めています。
義父、義母のお陰で佼成会の縁に触れる事が出来たことで、2人の徳分をいつも分けてもらっていると感じています。これからもお役の有り難さを噛みしめながら、人さまのために何が出来るかを考え、精一杯修行精進して行く覚悟でいます。
-合掌- ≪壮年部:T・I≫