小春日和の今日11月17日は、私の70歳の誕生日です。元気に生んでくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいです。それと、くしくも今日は77歳で亡くなった主人の三回忌の日でもあり、決して忘れることのない日です。
11月7日に建墓、納骨式をして頂き、16日には三回忌の法要を支部長さんお導師のもと、無事営む事が出来ました。これも皆さまのお陰さまと心から感謝しています。
開祖さま、会長先生、そして導きの親によって法華経の教えに出会えたことが何よりです。もし、この教えに触れていなかったらどうだっただろうか?主人の死を通して子どもの居ない私は、立ち直れていなかったかも知れません。そう思うと佼成会の一会員としてサンガの皆さまに出会え、主人に出会え、今、何の心配も無く生活出来る事が本当に有り難いです。また、縁あって豆菩薩たちが近くに住んでいて、元気をくれている事にも感謝せずにはおられません。
これから先、何年生きられるか分かりませんが一日一日を大切に、温かい心で人さまのお役に立つ自分になれるよう精進して行きたいと思います。お世話になった皆さま、ありがとうございました。 -合掌- ≪K・K≫
「柊の 葉の間より 花こぼれ」これは高浜虚子の俳句です。
もう10年近く前に、愛犬と散歩をしていたら道端に5センチ程の柊の苗木がぽつんと寂しげに立っていたので、根が切れないように掘り起こして持ち帰りました。小さい植木鉢に入れて部屋に置いて5年、20センチ程に成長しましたが、葉の色が黒ずんで弱々しくなったので玄関先のプランターに移植しました。それから4年、今日見たら60センチ程に成長した木の枝に、小さい白い物があるのに気付きました。これまで気付かなかったのか、初めて咲いたのか分かりませんが、可憐な白い花を発見しました。
柊は固くて痛い棘を持っていますが、老木になるとこの棘がだんだんなくなり、葉が丸くなってくるそうですね。何だか生きざまを教えられているみたいです。
葉のつけ根に白い小花が花弁を反り返らせて、葉の間から泡立つようにこぼれ落ち、さわやかに香るそうですが、家のはまだ香りません。
Kさんは私より1カ月だけお姉さんです。お互いさま、健康で長生きしたいものです。
≪投稿者:Y・S≫