金木犀の花言葉
10月も最終日になってしまいました。わが家の小さな金木犀が満開です。
金木犀は普段はあまり目立たないけれど、橙黄色の花が咲き始めたら先にその香りで存在を教えてくれる、そんな姿が「謙虚」という花言葉になったのでしょうか。気分が滅入っていても、何処からともなく匂って来る甘い香りが、何故か懐かしさのようなものを漂わせて、元気付けてくれます。
謙虚な人に成りたいと思っていても、なかなか成れそうにありません。つい、つまらない事で人と張り合ってしまう自分が嫌になります。意地を張ったりするのは自分を正当化したいために、自信が無いくせに強がっているだけなのです。それを、自分で分かっているだけ救いかも知れません。周りを見ていると、自分に自信がある人はそんなに頑張らなくても謙虚さが身に付いています(人にもよりますが・・・)。と言うことは、自分の弱さに気付けば、何か自分に自信が付くもの(趣味とか)をしっかり持つことで、謙虚な人の仲間入りが出来るような気もするのですが・・・。
たった一度の人生、悔いの無いように、いつも今日、今が始まりと謙虚に過ごしたいものです。
金木犀の香りは、一度嗅ぐと強く印象に残ります。だから、次に嗅いだ時もおのずと金木犀だとすぐに分かります。そう、決して忘れられない思い出の香り、「初恋」も金木犀の花言葉に加えられているそうです。-合掌- ≪Y・S≫