私は昭和42年に立正佼成会に入会のご縁を頂きました。導きの親は勿論、たくさんの会員さんにお手取りをしてもらい、85歳の現在まで生かされていることに感謝しています。
2年前、高血圧のためにペースメーカーを入れる手術をしました。それ以来、日常生活でどうしても無理が利かなくなり、神戸教会への参拝が出来る身体に戻れないので不安な毎日を過ごしています。
以前、お手取りや布教に歩いていた頃は健康であることが当たり前の姿で、別に感謝の気持もありませんでしたが、今は反省しながら病気と闘っています。そして、たくさんの方たちと苦楽を共にし、涙を流したり大笑いをした事を懐かしく思い出しています。それらの体験から、少しでも人さまのことを思いやれる私に、また素直に「ありがとう」が言える私になれました。毎朝、ご宝前に向かって「み仏さま、開祖さま、本当にありがとうございます。あぁ、今日も生きている」と感謝の気持を申し上げています。
会長先生のご著書『こころの眼を開く』を拝読させて頂き「私たちの命は無限の因縁のなかにあり、あらゆるものが総力を挙げて、私たちをいま、ここに生かしてくれているといえます」とありますが、この世に生を頂いて85年、あらゆるものに生かされていることに感謝出来た時、何故かほっと気が楽になりました。これからも無理をせず、マイペースの生活を続けたいと思います。ありがとうございました。 -合掌- ≪M・I≫
以前、我が家の玄関先に時々、土の付いた野菜が置いてありました。笠地蔵ではありません。最初は誰からか分からなかったんですが、暫くして I さんであることが解りました。貸農園で栽培した野菜を、わざわざご主人の運転する車で届けてくれていたんです。それくらいお元気だったのに・・・。でも、原稿を依頼したら気持ち良く書いて下さいました。
有り難かったです。 ≪投稿担当:Y・S≫