神戸教会60周年最後の成道会団参に行かせて頂いて有難うございました。
何時も教えて頂いている仏性礼拝、自分が変わらないと相手は変わらないという事を今回つくづく教えて頂きました。
この度の団参は体の調子が悪く足が痛いので、誰か代ってくれる方がいたらなぁとAさんの前で愚痴をこぼしました。すると、その夜、主任さんから電話があり、「Sさん。団参に行かないの?」と聞かれ、「あれ、Aさんが告げ口をしたのかな。まだ行かないといっていないのに。」と、腹が立ちました。
主任さんに、Aさんと会話した事を話していると、その会話を聞いていた主人が「団参に行くな!」と一声どなられました。「お父さんごめんね、私がはっきりしないから、でも団参には行かせて下さい。みんな、それぞれに喜びや悲しみや願いを持ってご本部にお参りをします。み仏さまの前に謙虚に祈り、法座で自分を教えて頂いて帰ってくると、その人なりに幸福をつかむめます。そういう有難い団参だから、みんな無理をしても参拝するんですよ。」と主人に話しました。主人とそういう会話ができるという事はAさんのお陰さまです。Aさん有難う。
当日バスに乗ると、Aさんは私の後ろで、「Sさん、このバスタオルを丸めて背中におくと、足や腰の痛みが楽になるから使って下さい。」とタオルを渡して下さり、悪者扱いにした自分が恥ずかしく申し訳ない気持ちで一杯です。
Aさんが私に仏性礼拝を教えて下さった仏さまです。
腹が立った時ほど、自分をよく見つめる事が大切と分らせて頂きました。
これからも共に、精進させて頂きます。 (Sさん 80歳)