丹波支部たより
御無沙汰しています。季節は紅葉の頃、秋風も日に日に冷たくなっていくように思います。ここ、丹波では収穫の季節を迎えています。
さて、私は先日、導きの親のFさんに会いに広島教会に行ってきました。
広島教会の導きの親の法座に入れていただき、お話を聞いていただき本当に有り難い時間をいただきました。
私の実の母は早くに亡くなり父は再婚しました。継母と私はうまくいかず、私は実家に行くことが無くなりました。
先日、亡くなった母の兄(私にとっては伯父)が亡くなりました。
亡き母の実家と私の実家は近くです。すると継母が「よしみさんは、家に寄るかしら?お茶の用意をするわ」と言っていると父から連絡がありました。
私はとても驚きそしてとても嬉しかったです。
「ぜひ、寄らせていただくわね」と10年以上行けなかった実家の仏壇にお参りできたのです。亡くなった伯父さんには、幼い頃よく怒られましたので「怖い人」との印象しかなく良い思い出がありませんでした。
そのお話をさせていただくと、「どんな時に怒られたの?」とK支部長さんが尋ねてくださいました。
「幼い頃、亡き母が入院したときに母の実家に預けられました。夜中にトイレに行きたくなったけれど、昔の田舎の家で客室に面した中庭にトイレがあって、そこまで行くのが怖くて大泣きしたのを『泣くな』と怒鳴られたのです。伯父は畑に使う肥料用の桶を縁側に置いて『ここにしろ』と言ったのです。」と言うと、
K支部長さんは「伯父さんは、厳しい方だったかもしれませんが、慈悲深い方だったのですね。妹(亡くなった私の実母)を心配し本当は自分が泣きたかったのかもしれません。自分に言い聞かせながら可愛い姪っ子を叱り、、でもちゃんと気持ちをわかってくださって、用をたす桶を持ってきて下さったのでしょう。伯父さんは、妹(私の亡くなった母)が亡くなったあとも、ずっと貴女のことを心配されていたのでしょうね。このたび、貴女が実家に行けたこと、伯父さんのお気持ちでしょう」と、言ってくださいました。
亡くなった伯父のお陰で母の仏壇にお参りできたことが、今更のように不思議で本当に有り難く感じられました。「早速、伯父のお戒名をいただこうと思います」とお伝えすると、「伯父さん、本当に喜ばれますよ」と言われ、やっと、伯父さんに本当の感謝ができるような気持ちになりました。
K支部長さん、話を聞いて下さった皆さん、本当にありがとうございました。
広島教会は私にとって「お里がえり」の気分です。また、ぜひ、寄せていただこうと思います(^^)
~開祖さま生誕会~
おめでとうございます
丹波支部では教会の「花咲く枝」と同じように、生誕会に行ける方、お手取りしている方を、もみじやコスモスにかたどって壁に貼っていっています。
緑のもみじの色が赤く紅葉すると、お手取り成功(^^)
笑顔が増えていきます。