6月4日にご命日に本部参拝に参加しました。

特に心に残ったことはF幹部さんの講話です。講話の中で、Aさん(80代男性)が24年間悩み続けた妹・Bさん(70代女性)家族のことを法座で話し、法を求めました。

『妹さんには2人の息子がいます。長男は結婚し自立しましたが、次男は24年間仕事をせず、家に引きこもっている状態です。その上Bさんに暴力を振るったり、長男への誹謗中傷をネットに書き込んだりしていたそうです。長男は次男を疎ましく思い、兄弟の関係は悪化していました。Aさんの母は、「どうか妹家族を助けてあげて」と遺言を残して亡くなりました。しかしAさんは、妹家族のことは来世で救わせて頂こう。今世では無理だ」と思っていました。

F幹部さんは、大勢の前で発表したAさんの勇気と心意気に対して力強く答えました。「大丈夫ですよ。この教えは100パーセント救われる教えです。仏さまは私達が乗り越えられない困難は与えられません。仏さまが出された”宿題”は今世に終わらせましょう!」

その後、Aさんは妹家族の救われを願って、読経供養やお導きの修業を一心にやり続けました。すると、長男が次男に「ネットで僕のことを中傷していたのは寂しかったからだよな。実家の財産はすべてお前が引き継いでくれ。そしてこれからは力強く生きていってくれ」と言いました。

その後、たくさんの人達が次男に関わり、励まし続けました。自分を思う周囲の人達の温かい心に触れた次男は、家族にこれまでの行いを泣いて懺悔しました。そして6月から仕事探しをスタートされたという変化につながりました。』

というお話しから、Aさんの仏性を拝みきる、本気で諦めずに続ける姿勢に強く感動しました。信念を持ち、諦めずに続けていれば、結果が必ずあることに勇気をもらいました。合掌(T・R 女性)