3月21日、たくさんの方々と共に真心を込めてご供養をさせて頂きました。
その中で、主任さんから、昨年亡くなられたお母様への思いを込めた手紙がありました。
病院に着いた娘さんがお母様の顔をなでると、一粒の涙をこぼされたとのこと。「私を待っていてくれてありがとう。もう頑張らんでいいよ」と声をかけると静かに息をひきとられたそうです。また、お母様との楽しかった思い出話の中で、自分の誕生日に「おかあさん産んでくれてありがとう」と伝えたエピソードなどを聞かせて頂き、”切っても切れない親子の絆”を感じられ、とても感動しました。
私も今年で73歳になり、父の生きた歳月を越えます。決して裕福な生活でない中、大切に育てて頂いたことに改めて感謝の気持ちになりました。
先祖供養の大切さを学び、今、自分があるのはご先祖さまのお陰さまであることを子供や孫に伝えていきたいと思います。
とても有り難く心温まる春の彼岸会でした。
合掌 (M・T)女性