まるで 薔薇日和と言いたいような 五月の晴天の日 中地区では
離宮公園で 野外法座を行いました。何よりの 楽しみは
色とりどりに 競って咲いている沢山の 種類のバラの観賞でした。
法座では 支部長さんから ”幸せになるためには どうすればよいのか?”
福・碌・寿の 福は [家庭の平安]・碌は [財]・寿は[健康]
それぞれの器を広げて行くこと。そのために 財施・法施・身施をしてゆくことを
教えていただきました。この 3つのバランスを保ってゆくには
日々の精進と努力を惜しまないように こころがけてゆきたいものです。
この日一番嬉しかったのは 2年半前に自宅で こけて
骨折したため長い間 歩くことも出来ずに 不自由な生活を
送ってきたTさんが リハビリを続けられ 法座に参加できたことでした。
彼女の努力はもちろん、ご主人をはじめ 家族の協力そして仏様のご守護を頂かれて
今日のTさんの笑顔を見ることができました。
*T組長のコメント*
三年ぶりの離宮公園、私にとっては夢のようで、楽しい一日を過ごすことが
出来て感謝でいっぱいです。 私は主人の願いもあってずーっと仕事を
してきました。 それが突然の骨折で 180度、生活が変わってしまいました。
元気な時は何も手伝ってくれない主人に 不足を持ち文句ばかり言っていました。
骨折してからは主人の本当の優しさが見えてきて何度も「有難うございます」と
言葉が出ます。支部長さんはじめ、主任さん、地区会計さんが 時々 覗いて
下さりどれだけ 励まされたかわかりません。額装ご本尊も 絶対反対していた
主人に この状態の中ですがる仏様を頂きたいと お願いすると
許してくれたのでした。願い続けてきたことなので 本当に嬉しくて言葉に
言い尽くせません。今日の生命に感謝して努力精進してゆきます。 合掌
*S主任 コメント*
この野外法座に Tさんもご一諸できて喜びでいっぱいでした。
彼女は昨年の12月には ご主人からやっと理解をいただき
自宅に額装ご本尊をご安置することができました。
そのご縁でお手どりしていたNさんも 自ら願われ額装ご本尊を
安置されたのです。体調が悪いにもかかわらず 日頃からコツコツと努力してゆく
T組長さんの おかげ様で地区に沢山の 功徳をいただきました。これからも地区の
皆さんと共に明るく、楽しく、ありがたく精進してゆきます。 合掌