須磨支部  KさんKさんは、13年間組長のお役をされ、その間10年間毎月ご先祖への志供養を続けてこられました。84歳の時、家で転倒し、股関節を骨折して入院・手術をされたのです。
人の何倍もリハビリを頑張り杖をついて歩けるようになり、家に帰って来られまた。
その後「熱中症」にかかり再び入院され一時は意識のない状態になり「もしかして・・・」と本当に心配しました。しかし仏さまから生かされている生命、ベットで寝たままでしたが介護施設に入所されたのでした。須磨支部四つ葉
支部長さん、地区の皆さんと面会に行く度に元気になられ、車椅子から、少しずつ歩けるようになり、何回かKさんの施設の談話室で地区法座をさせて頂きました。Kさんは、「リハビリを頑張って家に帰りたい。そして主人のご供養をしたい。又教会にお参りして皆と出会いたいと」願いをかたられました。なんとその願いが叶い、1年3ヶ月で介護施設から自宅へ帰られたのです。
Kさんの年齢で家に帰られる人は数少ないとの事で職員さん全員がKさんの努力をたたえ笑顔で見送って下さったそうです。そして教会にも、杖をついて自分の足で娘さんと一緒にお参りして下さったのです。
ご主人の十七回忌のご供養も子供さん達ご夫婦とサンガの皆さんで真心でご供養されたのでした。本当に素晴らしく有難く感動でした。
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須磨支部主任さんと
S主任
「Kさん! 車イスから一人で歩けるようになるまで
どんな努力をされたのですか?」

Kさん
「自分は元気なんだと勇気づけ、立ち上がるのに右手が痛く出来なければ左手で自分で考えて動かすようにした事、リハビリの先生と一緒に頑張っていましたが、先生がいない時でも、朝・昼・夜と最初は、足も腰も痛く辛かったけど歩行器につかまり何回も歩く練習した事、又施設の中で手が動くので皆さんが使うおしぼりをたたむお手伝いを感謝の心でさせてもらったことです。」と素敵な笑顔で答えて下さいました。
Kさんの今年の目標は、暖かくなったら自分一人で歩いて教会にも何処にでも行けるようになりたいとの事です。

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Kさんの2年間の努力を聞かせて頂くなかで

①感謝の心を忘れない。
いつでもどこでも皆さんが声を掛けてくれる事に自分は幸せ者やなぁ{有難い}といつも感謝されている。
②年に関係なくいつまでも夢を持ち続ける。
こうなりたいという夢を持ってそれを忘れず前向きに頑張る。楽しい事、嬉しい事を大事にする。出来るだけ外に出て行き人とのふれ合いを楽しむ。

*「Kさんのようになりたい」が目標であるという事を忘れず 笑顔で人と接し前向きに努力精進して行きたいと思いました。           合掌(S主任)

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