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須磨支部   新聞

素晴しい善友 Yさんの記事が7月25日神戸新聞に
掲載されました。Yさんとは13年前に、ご縁を頂きました。
67年前女学生(15歳)のYさんは、学徒動員のため兵器工場で事務作業をしていた8月9日長崎で被爆されました。
家族全員(両親、祖母、兄弟、5人)を失い、自らも寝たきりの状態が続き、髪の毛は抜け、生死の境をさまよいながらたった一人だけ尊い生命を助けて頂きました。あまりのショックで抜け殻みたいになりましたが、(この子だけは生かせてくれ)と亡き家族の愛情や願いがあると受け止め頑張れたそうです。
そしてそれが戦後の生きる支えになりました。須磨支部  長崎
82歳の今日まで死や放射能に対する恐怖心と戦いながら「語り部」として戦争の悲惨さ・恐怖・命の大切さを伝えておられます。毎年終戦記念日を迎えるにあたり
「家族5人分の人生を背負い生ききれたか‥‥‥」
自分に問いかけているそうです。
そんなYさんを通して私も仏さまから生かされている生命の尊さ、有難さを忘れずYさんと共に精進していきます。 合掌   (支部会計)
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