《六甲支部 婦人部長》
大阪普門館で、近畿支教区の少年少女が集まって、フェスティバルが行われました。
長男(小4)と長女(小2)は、この日に向けて、今年2月から始まった、毎週日曜日の陀羅尼塾(だらにじゅく)に通っていました。
お経の 「陀羅尼」は、すべての悪を祓い取り、みんなのことを守ってくれるご供養ですよ、と教会長さんから教えていただいてから、「陀羅尼」を覚えて、困っているお友達に教えてあげたい、という長男と共に、親子で練習するようになりました。(妙法蓮華経陀羅尼品第二十六、妙法蓮華経普賢菩薩勸發品第二十八「陀羅尼」)
この呪文のようなご供養は、始めなかなか覚えられず、学校から疲れて帰って来た子供達には難しくて、「これは大変だ」と思う時もありました。それでも、陀羅尼のCDに入っているお経の声に助けてもらったり、兄妹で「今日は〇行目まで頑張ろう!」と決め、コツコツと練習していくうちに、いつのまにかスラスラとお経をあげていました。
次の目標は、陀羅尼経に合わせて、木鉦を打つ練習です。
S少年部長さんが準備して下さった木鉦の楽譜を見ながら、特殊なリズムを打ちます。
その難しさに、親の方が当日までに間に合うのか?と不安に思う日もありました。しかし、子供たちは、前日まで諦めることなく練習し、当日を迎えました。
それも、毎週、私たちの為に指導して下さった壮年さん、部長さん、そして一緒に練習を続けてきたお友達がいてくれたからこそ、最後まで頑張れたんだと思います。
一人だとくじけてしまう事も、仲間がいてくれるお陰さまで、『努力する事の大切さ』『頑張った後の達成感』を味わう事ができました。本当にありがとうございました。
自分たちの出番が終わってからは、他教会のお友達の歌やバトンの発表、立正佼成会についての〇✖クイズに参加しました。
午後からは、「劇団わらび座」による『風の又三郎』の観劇を楽しみました。支教区長さんの子供達への思いは、「本物に触れさせてあげたい」との親心でした。
1時間30分休憩なしで、子供たちは夢中で見入っていました。
親子でとても良い経験をさせてもらい、感性を磨くことのできた素敵な夏の思い出となりました。
支教区長さんは、「子供達だけで行った陀羅尼のお供養で始まった式典や催しは、これまで見たことも、聞いたこともなく大変感動しました。」と誉めて頂きました。
こんなに難しいリズムでお供養のできる子どもたちの姿は、大人も顔負けです。本当に素晴らしかったです。