私はこの3月1日に主任の辞令を頂きました。初仕事が地区での春の彼岸会での大行事でした。
教会長さんから「主任の家でせずに、皆さんに功徳を積んでもらって下さい」とご指導頂きましたが、すでに我が家で実施することにしていたので、使わせて頂く家が見つからず、不安に思っていました。お手配がつかない中、自分を見つめると、我が家ですれば私がやりやすいと、私の都合に合わせていたことに気付きました。思いかげずIさんから「使って下さい」と快く返事を頂いた時は、有難く感謝の気持ちで一杯になりました。
Iさんは彼岸会の看板を作成して下さり、絵本を読む時に流す音楽を探して下さいました。音響の効果が良く、雰囲気が盛り上がりました。
参加の返事を頂けなかった婦人部のIさんは、ぎりぎりになって参加頂けるようになり、組長さんと共に奉献のお役をして頂きました。
Iさんの家はほとんどの人が知らず、皆来てもらえるか心配でしたが、壮年部長さんがピストン運転で送迎して下さり、お陰さまで多くの方に参加して頂けました。
甲南地区はお年寄りの方が多いですが、導師に来て頂いた支部長さんに「若い方が多いですね」と言ってもらい、「え!若い人が多い」と私の中に無い発想の転換を頂き、支部長さんも「主任の一念で地区は変わるよ」と言ってもらい嬉しくなりました。初めてお会いする方も多く、先輩組長さんに対して思いやりを感じ、温かな彼岸会になりました。
各地区での彼岸会は、これまでにない彼岸会となり、皆が「地区でして良かった」「有難かった」と言って下さり、準備は大変でしたが、終わればしみじみ有難さと喜びになりました。有難うございました。 甲南地区 主任 S