七日間の寒修行、ありがとうございました。
神戸は七日間、寒いながらも穏やかな毎日で、六甲支部もたくさんの会員さん達が参加されました。
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  S会計さん : 私は毎日、犬の散歩をしてから教会に行きます。いつも「散歩に行くよ」と言うと、犬のももちゃんは、尻尾を振ってこたえてくれます。ところが寒修行の間は朝が非常に早いので、3日目となると疲れてくるのでしょう、ウ~~~といやがります。「早く!行くよ!」ときつく言って、とにかく時間がないので急ぐのですが、ももちゃんも抵抗しながらも仕方なくついてきます。身口意を清めることが寒修行の目的ですと教えて頂きましたが、出会う事、出会う人に色々な思いが出てきてしまいます。寒修行の間は意識する事ができるので、ありがたいです。

 K組長さん : 4日目に寝過ごしてしまいました。くやしくて手早く着替えてバス停に向かいました。始発までまだ20分ありました。やっぱり帰ろうかと何度も思いましたが、車で迎えに来て下さった皆さんに心配や迷惑をかけた事が気になり、やはり教会に向かいました。十六番を読み上げている途中で少しホッとしました。一人で参加していたら、遅れていくことをためらっていたと思います。サンガの皆さんと共に寒修行に行けることが、本当に有難い事なんだと思いました。教会長さんが「サンガの和合僧の力を頂いていく事が大切です。」と教えて下さいましたが、まさしくこの事なんだと思いました。

 N支部青年女子部長 : 毎日の仕事をしながら寒修行を続けることは大変です。早起きが大の苦手の私が、こうして毎日参加できることを不思議に思っていました。今日4日目にふと感じたのが、昨年亡くなった母が、寒修行を大事にしていたことです。私が小さい頃から、「まーちゃん、起きてね、行くよ」と朝早く起こされたことを思い出しました。今日も母と一緒に参加しているんだ、だから私も自然と目を覚ますことができるんだ、母がここに居るんだと思えて、とても有難く思いました。

 H主任さん : 寒修行を終えて、その足で10人程で文書布教に行き、一軒一軒おたずねして、佼成を渡しました。不思議なことに、たくさんの佼成を渡すことができました。91歳の女性が「佼成会は知ってます。本読むのは好きだから、留守の時はポストに入れておいてください。」と言って下さったのも有難く、支部長さんから「寒修行の真っただ中だから、仏さまが応援してあとおしして下さっているのね。」と言われ、仏さまのお計らいを感じさせて頂きました。

 K組長 : 寒修行の間に、20年以上音信不通だったいとこと待ち合わせをして、佼成をわたすことができました。彼女は2人の子供を育て上げ、苦労してきたようでした。私も人生思うようにならず今日まで来ましたが、私にはこの教えがあって、おかげさまで乗り越えてくることができました。信仰を持っていることは本当に有難いことだったんだと、いとこに「ありがたい、ありがたい」と信仰してきた功徳をたくさん伝えることができました。

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 仏さまのご加護、まわりの協力、そして自分の努力があって一週間の寒修行を終わらせて頂きました。澄んだサヌカイトの音色を聴きながら、禅定の鐘を聴いて心を静め、清々しい気持ちで法華三部経を一巻読誦しました。毎日教会長さんが九星について解説して下さるのも楽しみでした。帰りに毎日お当番さんが用意して下さった生姜湯もおいしかったです。皆さまありがとうございました。