7月12日盂蘭盆会式典が行われました。盂蘭会とは、吾が子可愛さだけで欲深くなり餓鬼道に堕ちて苦しんでいる母を救うために、目連が釈尊のご指導で沢山の僧の協力のもと読経供養で救われ成仏されたといわれています。“諸悪の諸因は貧欲これ元なり”心して日々過したいものです。 法座席には寄贈された提灯が灯る中を青年部による切火、初盆を迎える親族による奉献に続きお戒名読上げ、経典読誦。今、命を戴いて生かされていることへの報恩感謝のご供養が法座席いっぱいに響きわたりました。
[ 奉献に参加した前田さんのことば ]
主人が今年2月8日に亡くなり一人になりました。淋しさは皆さんと一緒です。今日のお役は主人が喜んでくれると思い、大好きだったお菓子を精いっぱいお供えさせて戴きました。初めて聖壇に上らせて頂き感動しました。ありがとうございました。