佼成会では、毎年七月にお盆の法要を
します。
盂蘭盆は(施餓鬼)とも言います。
ご宝前に花、供物を捧げて飾り香を焚き
亡くなった方々の九文字のお戒名を一人一人
お読み上げし、
又、13年前の震災で亡くなった六千余名の
方達を慰霊し、参列者一同、真心からの
読経供養をしました。
ご先祖は(命の源)
今、ここに私の命があるのは、父、母があり
その父にも父、母があり、母にも父、母がありと
途切ない人間としての命の流れの引継ぎがあった
からです。唯々感謝です。有難うございます。
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昨今(命)を軽んじる事件が続いて
います。
亡くなった一つの命は一人ではありません。
子から孫、その後々まで続く多くの子孫をも
殺した事に気づかなければなりません。
自分のことしか考えない自己中心の”我”は
餓鬼と同じですよね。
いづれ私たちも、ご先祖さまといわれる身の上。
生かされているこの時を、”我”を無にし
(まず人さまの幸せ)の心で
日々、ありがたく感謝して過ごしませんか。