4月1日、西宮南支部は夙川で花まつりキャンペーンを行いました。
さくらが満開のもと、さくら夙川駅も3月18日にできたこともあり、大勢の花見客で賑わっていました。3月27日に8針縫い、まだまだ安静にしなければならない状態の息子も参加するというので無理をしないようにと言いながら一緒に行きました。
花御堂のお釈迦さまに甘茶をかけられるみなさんの目の輝きは、心洗われる気がしました。懐かしいなと自転車を降りて甘茶をかけていく人、お孫さんにお話しながら甘茶をかける人、たくさんの方が列をなしてお釈迦様との縁を結んで行かれました。
息子もいつの間にか、みなさんと共に旗たての水汲み、チラシ配りを笑顔でさせていただいていました。息子はいじめから不登校になり、笑顔を忘れ、心と体の病にしがみついているように見えました。別室登校の中学時代を終え、この4月から高校生になります。でも、この日から買い物も再開してくれ“僕は、前から元気だったのだ。”と不思議に自分を取り戻し始めました。とてもありがたいです。
お釈迦様は、2500年前の4月8日にこの世に誕生されました。そして、生きとし生けるものすべてが尊い存在であり、人間は、いかに生きるかを説かれました。神、仏に手を合わせることを忘れ、互いの命の尊さに気づかず争い、悩み、そして戦争にまで発展していく今、仏さまの教えを、たくさんの方々にお伝えしていくことは、とても大切なことです。そのような意義深い、花まつりキャンペーンに親子で参加できたことが、とてもありがたかったです。            合掌      宮浦