私は今回、鹿児島の知覧の平和学習に参加させていただきました。
初日に平和祈念館に行きました。そこには戦時中に生きた人々の遺品が多く残されていました。
その中でも一番衝撃を受けたのは、たくさんの遺書です。
その遺書には、何人かの人が「特攻隊に行きたい」と自ら志願していました。
特攻隊という自ら死にに行くことを決意することは、どんなに辛い行動だったでしょう。
私だったらそんな勇気のある行動はできないと思います。
戦争に行った人や特攻隊に行ってくれた人など、たくさんの人たちのおかげで、今、
私たちが平和に暮らすことができているのだと思います。
平和になった今、私は明日が来るのが当たり前だと思っていて、一日一日を大切にすることが
できていません。昔の人は、いつ死ぬかわからない恐怖と不安の中、毎日を生きていたはずです。
そんな人たちのことを思うと、明日があるということがどれだけ幸せなことなのか、
改めて分かったような気がします。
当たり前の日常、それが一番幸せなことであり、感謝を忘れずに生きていくことが、
今の私たちにできる精一杯の行動だと思います。そして、戦争を知らない人が多いこの時代に、
私たちがこの思いをたくさんの人に伝え、広めていく必要があると思いました。
家に帰ってからも、もっとご供養をあげたいと思い、母と一緒にあげました。
そして、両親に「ありがとう」と言うことができました。
今回の経験を忘れずに、これからも平和の大切さや感謝の気持ちを伝えていけたらいいです。
合掌 (中1女子)