このシリーズでは、「佼成」を読んで下さっている方の中から、それぞれのかたちで地域に貢献されている人々を紹介していきます。
痴呆性老人のためのグループホーム『ゆたかの郷』を運営
現在8名の方が入居され、24時間体制で介護されています。
一見、認知症とは思われないような穏やかな顔顔・・・
細かなケアが行き届いているのがわかります。
まだ、ヘルパーとして別の施設に勤めていた頃、お互いの飼い犬の散歩で知り合った西森さんより機関紙を頂きました。
高校生の時には、青少年赤十字団で活動など、昔からボランティア活動が好きでした。 自分で運営出来る仕事は、これしかないと思い、資格を取って、H14年4月に自宅を改造して、夫婦協力して始めました。
多方面から学ぶことが出来て、自分の思いに偏らなくて有難いです。
『継続は力なり』 『お天道様(おてんとうさま)は見ている』
ホームから歩いて10分程のところに別宅『楓荘』があります。
あばら屋であった平屋を改装して、ホームの人の散歩の休憩場所や、地域の人とのふれあい場所に提供しています。
広いお庭は、ご主人のお手入れでみごとな日本庭園に・・・
裏庭には、りんごやさくらんぼの木、畑でとれる新鮮な野菜をホームの食卓にとご夫婦の思いがあふれています。
人さまの喜びが生きがいとおっしゃる豊留さんの出身は、指宿だそうです。
今年、ご夫婦(同級生)は、『楓荘』に30名を呼ばれて、同窓会をされるそうですよ
後を継いでくれるという次男さんは、今、修業の身ですが、同窓会の時はお手伝いに戻ってこられることでしょう。
私たちは、明るく元気な豊留さんを応援しています。
———- 介護の参考に ———-
ホームでは、入居者の作業として折ってもらった新聞紙をトイレやお部屋でのおむつ交換に活用しています。
新聞紙の「わ」の部分の方向を揃えて取り出しやすく!!
トイレでは、右側に
よごれたおむつを新聞紙の上で交換し、そのまま、包んでゴミ箱へ・・・
トイレやお部屋に臭いがつかなくていいですよ。
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