【12月の教会長メッセージ】
師走を迎える12月、佼成会では、新しい年に向かってのスタートの月です。私はこの度、布教開発部 教育グループ次長として、本部でのスタートとなりました。3年間大変お世話になりました。初代の祖母が入会の手配を頂いた親教会である神戸教会で大役を頂き、皆様方に沢山教えて頂き、また支えて頂いた有難い日々でした。深く感謝しております。教えて頂いたことを身につけ、しっかりと実践させて頂きたいと思います。
先月は開祖さま生誕会がありました。開祖さまのおかげさまで、み教えに出会うことができた喜びと有難さ、そのご恩をかみしめることが皆さん出来たでしょうか。12月は成道会、大元のお釈迦さまが私たちへの幸せの道を悟って下さった有難い日を迎えます。
佼成のご法話で「他者を歓迎する-寛容」ということで、世界は一つと認識することの大切さを会長先生はご指導下さっています。そう思えないのはなぜか?我があって、自分の世界を狭く、小さくしているからですね。寛容とは、誰とでも仲良くすることです。自分の垣根をとり、相手とひとつ(一仏乗)に思えることです。オリンピックで日本人が金メダル取ると嬉しいです。もっと広げるとアームストロング船長の月面着陸での名言これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。世界中の人が喜びました。
地球人として、世界は一つという真実に気づくことが寛容の精神と教えて下さっています。そして、「寛容の実践は慈悲と智慧から」とありますが、「人から嫌なことを言われた時、まったく身に覚えがないことは、気にならなのですが、腹が立つのは自分の中に思い当たることがある時です。」寛容の実践は難しいですが、「自分と相手には同じ資質があり、相手はそれを見抜いて教えてくれた。」と内省できれば、そこに相手と一つになれて調和をもたらすと教えて下さっています。
一年を振り返って、年頭の【学び・実践する】は実践出来たでしょうか?未だの方は引き続き実践できるように、また実践できた方は、身につくまで続けられると良いですね。素晴らしい一年のスタートが切れますように、新しい年を迎える準備を一杯させて頂きましょう。 合掌