【7月の教会長メッセージ】
先月は、「ほめ称える」というご指導を頂きました。本質を見抜く智慧をもち、相手を知って、良さを称え、讃歎の世界を広げることが出来たでしょうか?
7月は盂蘭盆会があり、大切なことが決まる大きな選挙の月です。政治に関心を持って、いろいろ勉強して、家族で語り合い、「必ず棄権をせず、投票にいく」という姿勢が大事だと思います。選挙に参加し、自分の意思を届けることを皆さんに伝えましょう。
今月の佼成では、「日々の営みが信仰実践」で、生活と信仰は別なことではなく、信仰をしていると所作や振る舞いが変わってくるということを教えて下さっています。会長先生がご巡教に来られ、呼ばれたら「はい」の返事。人と合ったらあいさつをする。はきものを揃え、椅子を元にもどす。などの三つの実践を教えて下さったときは、私はご指導だと気付きませんでした。これは皆が当たり前と思って知っていることだと思ったからです。しかし、必ず出来ているわけではないということに気が付きました。それからは、意識して身に着けていく努力をしました。
実践することで生活が変わり、その分明るく元気になるという功徳を頂けると思います。信仰の期間が長い、短いに関係無く、本気でやろうと思った瞬間から、自然に温かい態度に変わるものです。家族や周りの方がびっくりするぐらい自分が変わると、「どうしてそうなれたの?」と教えてほしくなり、向うから相談にこられるようになります。
平凡なことでも、小さなことでも、毎日徹底的に続けること《凡事徹底》で大きく変われると思いますので、身近なところから始めてみませんか?
我が家でも、最近おしぼりが出てきて、お酌するために妻が横に座ってくれます。何かご指導があったのでしょうか?有難いですね。
やさしいふれあいのある日常生活の中で「生かされている」ことに気付けます。そこから感謝の気持ちがわいてきて、「おかげさま、させていただきます」という心になれ、幸せを感じるのではないでしょうか。
そのような姿が救われの証明と会長先生はおっしゃっておられます。布教の原点がそこにあるとの事ですから、それぞれの修行の中で自分をみつめ、練習をして、実践をさせて頂きましょう。そうなる為に佼成会に来ているのです。 合掌