【11月の教会長メッセージ】
いよいよ、開祖さま生誕会の月、神戸教会発足60周年の最終月を迎えました。60周年記念式典、アームズダウン署名、報恩感謝の総手取り、お導き、布施行と、雨にも負けず、風にも負けず、本当に精一杯がんばってきました。それこそ、「一生懸命してきたなぁ・・・」と、皆さんも実感されているのではないでしょうか。
一生懸命の努力で一番報われるのは自分なのです。大変な分だけ、大きな功徳が積めて、大きな喜びが返ってくる、しんどい分だけ、大きな有り難さが返ってくる、この道理を身体ごとに深めることが出来た素晴らしい経験を積むことが出来ました。
確かに、式典5,000名の参加や、アームズダウン400,000名の署名等、とてつもない大きな目標に身も心もくじけそうになった時もありましたね。そんな時、いつも励まし続けて下さったのは、開祖さまの笑顔、ご法話でした。「難しいからこそ、私は本気に真剣になってやるのです!」このお言葉を聞かせていただく度に、「そうだ、私たちは開祖さまの弟子なのだ。真剣に本気になって菩薩行に励めば、叶わぬことはないはずだ!」と新たな勇気と元気を頂いたのです。
われ人共に、幸せになるというこの尊い仏さまの教えを一人でも多くの人にお伝えし、そして後世に残していくためには、今、仏縁を頂いている私たちが、真剣に、本気になって菩薩行に生きていくことがとても大事なのです。今朝も、目覚めることが出来ました。それは、仏さまが、今日一日の人生を菩薩行に捧げるために、私たちに命をお預け下さったのです。有り難いことです。
会長先生は、今月佼成のご法話で、『ご縁を味わう』と題し、自分を支えてくれる存在のおかげを深く知り、「おかげさま」を心から言える自分になること、一つ一つのめぐりあわせのご縁をそのまま感謝で受けとめられる人こそ、生きるうえで大事な真理にめざめた幸せな人であること、苦は仏の道への善き縁であること、苦境に立つ人、孤独感を募らせる人のよき縁と自分がなるよう願い生きることが大切であることを教えて下さっています。
「私は触れる人にとって、仏縁、善き縁となっているだろうか」そのことを常に自分に問いかけながら菩薩行に生きることが、開祖さまへの報恩になるのです。開祖さま生誕会そして教会発足60周年の締めくくりの月を報恩感謝の菩薩行で生ききりましょう。 合掌