【10月の教会長メッセージ】
今年の夏は猛暑でしたね。皆さん、体調はいかがですか?
アームズダウンキャンペーンも無事に終わり、終了式も奈良の東大寺にて感動のうちに挙行されました。私たちも精一杯の努力をさせて頂き、たくさんの気づきと功徳を頂きました。これ程までに来る日も来る日も真剣に、核廃絶と世界の子供たちや貧しい方々の命を救うことを念じ、唱えて人さまに頭を下げ続けたことはなかったのではないでしょうか。本当に貴重な修行と体験をさせて頂けました。
なにか、一回りも二回りも自分が大きくならせて頂いたような気がしませんか。仏さま、開祖さま、会長先生の深い、深いお慈悲のお陰さまです。心より御礼申し上げましょう。本当にありがとうございました!
顧みれば、今年は神戸教会発足60周年の記念すべき、とても大切な年です。4月には「命の60周年記念式典」を総力結集の手取りで開催することができ、このたびのアームズダウンも40万人署名という当初の大目標も達成することができました。すべては教会サンガの異体同心の菩薩行の結実です。「一人はみんなのために、みんなは一人のために」その言葉が身体中に走り抜ける一年であるような気がするのは私だけではないと思います。
開祖さまは、「世界平和というのは一度や二度、会議を行ったからといって実現するほど簡単なものではない。難しいからこそ、私は本気になって、真剣になってやるのです。」と語られます。私たちのお師匠さまであられる開祖さまが命をかけて開かれた在家菩薩の道、世界平和への道を、私たち弟子は、真剣に本気で歩んでいく使命があるのです。まさしく「仏道を歩める人生 有り難し」ですね。
会長先生は、今月佼成のご法話で、『母性のやさしさを』と題し、「母性」こそがやさしさが切り捨てられて生きにくくなっている現代社会のさまざまな問題を解決していく考え方のキーワードであり、無私の愛をそそぐ母のような人になること、そして日常生活で、まず身近な人への思いやりを実践していくことがとても大事であるとお説き下さっています。いよいよ、60周年のラストスパートです。さあ、皆さん、「無私の愛」をモットーにして、思いやりの菩薩行を思いっきり実践して参りましょう! 合掌