10月教会長さん【10月の教会長メッセージ】
実りの秋を迎えました。普段、忘れがちな大自然の惠と恩をしみじみと味わいながら日々を過ごしたいものですね。今月は、開祖さま生誕地まつりがあります。開祖さまのお徳を称え、弟子としての自覚を深め、人を救い、世を立て直すという菩薩行精進の誓いをさらに深めさせて頂きたいと思います。
世の中は大きな変化の流れの中にあります。


政権交代も行われました。人は能力的にはそれほど差はないと言われます。差がつくのは、どれほど真剣に、本気で物事に取り組むかという生きる姿勢にあります。私たち一人ひとりも、真剣に、本気で、まず人さまの菩薩行に精進し、良き変化の流れを創り出していきたいと思います。
私的には、3月から始まった現地支部法座修行も今月の2支部で全21支部を一通り終えることになります。壮年夜間法座は12月で終了です。本当に皆さまの本気の手取りのお陰さまで、実に多くの方々との宝の出会いを頂きました。法座は立正佼成会のいのちと言われます。たくさんの方々とお互いさまに仏性礼拝行ができました。そして知り合いになることができました。一生懸命に生きておられる姿に感動し、多くの学びを頂きました。本当に有難うございました。まさしくサンガ家族ですね。
今月の佼成で、会長先生は「喜びを与える人に」と題し、人間同士は元より、草花にも元気に挨拶をすることの大切さ、他を楽にする生き方、人を喜ばせることこそ、幸せになる最大のポイントであること、そして、もともと具わっている、人に喜びを与えることのできる人間になりたい、人から喜ばれる生き方をしたい、という願いに気づくと、相手を思う智慧と慈悲がはたらきだすこと、そして、人に喜びを与えられる人になることは、人格向上のもっとも身近で本質的なあり方であることを教えて下さっています。
「私は、今日出会う人に、どんな喜びを与えることができるだろうか、何を捧げることができるだろうか」と毎日自分に言い聞かせて、喜びを与える布施行の精進をさせて頂きましょう。笑顔を絶やさずに。   合掌