【8月の教会長メッセージ】
毎日暑い日が続いていますが、皆さん、暑さにも負けずに精進されていて素晴らしいですね。今月はお盆、教会も自由参拝日を頂き、普段に増して、ご先祖様や、家族との触れ合いを大切にできる時間を頂けます。心を込めて、触れ合いをさせて頂きましょう。また、広島、長崎への原爆投下、終戦記念日と、今の日本の平和を深く見つめ直す「平和の月」でもあります。私たちは、二度と戦争を起こさないという絶対非戦の誓いを次の世代に残していかなければなりません。
さて、私たちは、毎月1日と15日の一食を捧げる運動に加え、毎日、家で1円、5円、10円等の一食献金を行う実践を始めました。1円でビタミンAカプセル一つ、7円で使い捨て注射器1本、56円でHIV簡易検査キットが購入できます。子どもからお年寄りまで、毎日、無理なく、楽しくできる布施行です。喜捨箱の隣にある透明な一食献金箱に1円、5円を献金できるのがとても幸せですね。ビタミンAカプセル、注射器がたくさんたくさん買えて、世界の家族にプレゼントできるのが、目に見えて実感できるからです。こんな素敵な道を開いて下さった仏さま、開祖さま、会長先生に感謝の気持ちで一杯です。
今、自分にできる精一杯の菩薩行を毎日楽しく実践できることほどありがたいことはありません。今月の佼成で、会長先生は「今を生きていく」と題し、過去を悔いたり未来を憂えたりするのではなく「今」を大事にすること、「念」という字の如く、「今」に深く「心」を注ぎ全力を尽くす生き方、いわば念を入れて生きることによって、未来は希望と明るさと喜びに満ちたものへ展開すること、そして、目の前の人を大事にするということは、太陽のように明るく、あたたかな気持ちでふれあい、相手を尊重し思いやることであることを教えてくださっています。
今日という二度とない一日を、真剣に、本気で、菩薩行に生きていく、それこそが人生の真の目的、生き甲斐ではないでしょうか。今月は「世界の平和」を真剣に考えながら、一日一日、自分にできる菩薩行、布施行を、真心込めて実践してまいりましょう。いつものように笑顔を忘れずに。 合掌