明けましておめでとうございます。
令和7年の幕あけです。今年も皆さまにとって幸多き年になりますよう祈念いたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
今年は、阪神淡路大震災発生から30年を迎えます。昨年元日に起こった北陸地震を目の当たりにして30年前のご体験が思い出されたことと存じます。近い将来南海トラフ地震が予想されています。命を守るための備えを日頃からお互いさましっかりとさせていただきたいと思います。
昨年末をもって淡路法座所を閉鎖致しました。11月24日に御本尊御返納式をさせていただきました。昭和57年4月初代の吉村支部長さん宅を法座所として始まって以来布教が広まり、平成6年3月東浦町に法座所、平成18年10月に大磯の法座所、平成28年に現在の大磯の法座所のお手配をいただいて40年以上経ちました。たくさんの信者さんの救いと幸せにつながり現在に至っております。ご尽力いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。今年からは、会長先生よりご指導いただきました「即是道場」修行を中心にし、斉家・継承をめざして「惜しみなくつながる」精進をさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
今月の会長先生のご法話は「一人ひとりが『オアシス』に」です。1年の新たなスタートを「始発駅」として、しっかりと一年にわたる旅の支度を整え、「停車駅」(通過点)を超え、いつでも精進と思いやりの心を忘れずに前進・成長していくことをご指導くださっております。
会長先生は、本会の創立百周年に向けて「人を植える」ことの大事さをご指導くださいました。それは、自分の幸せだけではなく、家族や地域の人はもちろん、遠い世界の人びとをも幸せにしたい、救われてほしいと願って力を尽くす、思いやりの心をもった人に育てていくことが、菩薩を育てることで、そんな安心を与える菩薩がいるところがオアシスとなっていくことが大切だと教えていただきます。まず自分自身が家族のオアシス菩薩となり、挨拶の実践を続け斉家と信仰の継承をめざし、素晴らしい菩薩の旅になりますように精進していきましょう。
今月は、会長先生より御親教をいただき、布教伝道と菩薩行の実践をお誓いします。17日は阪神淡路大震災30年慰霊式典があります。会長先生をお迎えし、みなさまとともに慰霊供養を捧げてまいりたいと存じます。また20日より本部配信に合わせて寒修行(各家)もさせていただきます。一年の計を一人一人がしっかりと心に決めて、心田を耕しつつ、一日一日を健やかに安らかに歩み、布教精進してまいりましょう。どうぞよろしくお願い申し上げます。
合 掌
教会長 西 村 季 代 子