日々ありがとうございます。
青葉が雨に洗われてひときわ目に映える6月に入りました。今年の梅雨はどのような形を表すのでしょうか。気温も上がってきます。健康管理にも気をつけて日々をお過ごしくださいますようお願いいたします。
4月21日には第51回神戸まつりが開催され、神戸教会から今年も200名のボランティアの方がご参加くださいました。例年より1か月早いまつりでしたが、少雨の中無事終わりました。誠にありがとうございました。
今月の会長先生のご法話は「心やすらかに、おだやかに生きる」です。「安穏の境地に運んでくれる『精進』を重ねていく」ことの大切さをご指導くださっております。
「こんなふうに生きられたら。」(谷川俊太郎の詩)より、「おだやかに、のびやかに、しなやかに、そしてすこやかに」生きられたら、ほんとうに心はいつもすっきりと晴れやかで安穏な(とらわれも憂いも煩いもないやすらかな)日々を送ることができるに違いないと力強くご指導くださっております。せめて1日でもまた数時間でもそのような安穏の境地になりたいものです。
安穏の境地に導く精進とは、「学んだことを日々に実践すること」そのためには、「一瞬一瞬の積み重ね。こう生きたい・こうありたいと志をもつこと。人に迷惑をかけない。つねに感謝と喜びをもってとりくむ。その先に、悦びとやすらぎがある」と教えていただきます。「精進精進、ともに精進、死ぬまで精進、生まれ変わってもまた精進」です。東井義雄先生の「雨がふっても ブツブツいうまい 雨の日には 雨の日の生き方がある」。心に沁みますね。
法座で、今年奥さまの7回忌を迎える壮年さんが、毎日御宝前のお給仕を「これだけは妻がやっていたようにしております」とおっしゃり、欠かさずされておられることに感謝です。「せめて譬喩品第三の3行の御供養もしてあげてください」とお願いしますと、素直に受けてくださり、後日「3番毎日あげております。16番と25番もあげおります」と伝えてくれました。霊界の奥さまがきっと喜んでくださっていると思います。今月がご命日と聞いております。
今月も、日々感謝で目覚め、心をいつも前向きにし、会長先生より「偉大なるものに参る」と今年の心構えを胸に、「ありがとう・おかげさま」を毎日声に出し、ニコニコ顔で、心やすらかに、おだやかに、精一杯の布教精進をさせていただきましょう。どうぞよろしくお願い申し上げます。
合 掌
教会長 西 村 季 代 子