【5月のメッセージ】 日々ありがとうございます。
風薫る5月に入りました。しかし、まだまだコロナウイルスの風は立ち去ってはくれません。今一度、一人ひとりが感染予防をしてまん延を防いでいきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
先月の11日(日)は、神戸教会発足70周年記念式典の日でした。YouTubeライブ配信(会員限定)またはDVD視聴を通してご参加くださり、誠にありがとうございました。尚、YouTube配信は今月末まで視聴できます。
式典の中で川端教団顧問さんのご講話を聴かせていただいて、「できるできないではなく、前を向いて精進したい」「佼成会は他宗教の方との交流もあることを知り、すごい」などたくさんの感想を聞いています。また、「菩提の萌を発さしむ」のご著書の注文もされています。有り難いご講話を賜り感謝いたします。益々の修行精進を決定させていただきます。
今月の会長先生のご法話は「ていねいに暮らす」です。法華経の妙音菩薩品を通して、「『縁のある人だけでなく、縁のない人まで救おう』『松明(たいまつ)のように、智慧の光で人びとを明るく照らそう』と菩薩の願いをもつ」ということをご指導くださっています。
「一大事と申すは、今日ただいまの心なり」(道鏡慧端)のお言葉のごとく、一つ一つどれも「一大事」なので、その行いに心を注ぎ、分別しないでていねいにとりくむことを教えていただきます。目の前のことに全集中して取り組んでいきたいと思います。
そして、妙音菩薩さまのように、近くにいるだれかの役に立ちたい、遠くのだれかを喜ばせたいといった願いをいつでももち、何を見ても「麗(うるわ)しきかな」と受けとれる幸福感に浸りたいと思います。「まず人さま」の境地に相通ずるものがあります。
今月は、青年の日の月です。「大河の一滴になろう」のテーマのもと、青年も壮年も一般もみんな青年のような初々しい自分に戻り、支部一丸となってさわやかに、①一つ一つが「どれも一大事のこと」ととらえ、ていねいに取り組んでいき、②引き続き、周年のお手どりとお導き修行を有り難くさせていただきましょう。
そして、「神戸から世界へ 時空をこえてつながろう」のテーマのもと、精一杯の布教精進をしていきましょう。 合 掌
教会長 西村 季代子