【4月のメッセージ】日々ありがとうございます。
今年は、桜の開花が早く、新学期・入学式の頃は葉桜かもしれませんね。
今月の11日(日)は、神戸教会発足70周年記念式典の日です。昨年の予定を延期しての式典です。新型コロナウイルス感染を考慮し、教会には集まらず、組ごとや家族でのユーチューブ配信視聴参加となっております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
今月の会長先生のご法話は「いまをともに生きる」です。法華経の薬王菩薩本事品を通して、「『まず人さま』と損得勘定を超えてわが身を使い、心と言葉を尽くして人を思いやるとき、その実践は自分の幸せや喜びとともに、みんなの救いにつながる光明になる」ということをご指導くださっています。
4月8日に降誕会を迎えますが、釈尊誕生時の「天上天下唯我独尊」の伝説を会長先生は、「仏教の本質をこれ以上ない表現で示している」とおっしゃっています。「人はだれもが生まれた瞬間から、それぞれ他と比べようのない尊い存在だ。そして、人間の尊さは、日ごろの行ないによって磨きだされる」と教えていただきます。まさに実践あるのみです。「言われることはよくわかるけど・・・。」で終わらないで素直に実践していきたいものです。
このコロナ禍において、慈悲心が大いに求められています。会員さんの中には、仕事がなくて家にいる人、今の仕事を辞めたい人、コロナ前とコロナ後で生活が一変した人など、様々な状況に寄り添いながら「慈悲の方便」を駆使して真剣に救い救われにつながるような実践へ導いてくださっている主任さんの話をお聞きました。有り難い限りです。感謝申し上げます。
今月は、降誕会、教会発足70周年記念の月です。春風のように軽やかに慈悲の心を届けられるように、①今ある命に感謝し、先祖供養とともにまわりの人たちにたくさんの「ありがとう」を伝え、②周年のお手どりを目標をもって有り難くさせていただきましょう。
そして、「神戸から世界へ 時空をこえてつながろう」のテーマのもと、精一杯の布教精進をしていきましょう。 合 掌
教会長 西村 季代子