■支部の布教日に引き寄せられるように、ショッピングセンターの広場で若い子連れのママと出会いました。

声をかけると初対面の私たちにポツリ、ポツリと応えてくれました。32歳のママは2歳と9ヶ月の男の子と一緒で、急に姑(60歳)との同居になり、相手に合わせようと努力しているが、心が苦しくなっていることを話してくれました。

私自身も経験があり、「良くわかるよ!がんばってるね」と言うと大粒の涙を流されました。

しばらく話を聞かせてもらうと、みるみる表情が明るくなりました。

私の連絡先を伝え「佼成」誌を手渡しました。

実家に行くのに、あんな暗い顔のままではきっと、親に心配をかけます。

「ひとり思いつめている若い方々がほかにもいるかもしれない」と思うと、布教に力が入ります。

法華経のこの教えによって、救われた体験を伝え、相手の気持ちに寄り添っていきたいと思いました。(U主任)