今年の夏は平均気温が、統計を取り始めた、1898年(明治31年)以降113年間で、最も高かったそうで、史上稀な暑さでした。
しかし、朝夕は、僅(わず)かながら涼しさも感じられるようになりました。
9月10日(金)、脇祖さま報恩会、並びに文書布教の集いの式典に参加して、ご法の教え(仏の教え)の原点に触れたような素晴らしいお話を、聞かせていただく事が出来ました。
それは、佼成出版社の中沢編集本部長さんの講演で、『大乗仏教と根本仏教』という1冊の本に出会い、人生を導いていただいたとのお話でした。
その本の出版社に自ら電話を掛けて、入社に至り、その後1年ちょっとで入会の運びとなられたそうです。
佼成会の機関紙の編集に携(たずさ)わる内に、機関紙とは血液、また開祖さまからのお手紙という思いで、配布をしておられる信者さん達・・・、文書類は薬箱みたいなもの、悩んだり、困っている時、ふっと読んで感動してくださることがある等々・・・とのお話しでした。
筆者も、似たような事があり、後の導きの親に、佼成誌を読んでと言われて見ると、夫の本棚に同じ佼成誌があり、聞くと、夫の母が、信仰している所の本をいつも送ってくれていたものでした。導きの親は、そのあまりの偶然に驚くと同時に大変喜んで、ぜひということで、入会することになりました。そして早や33年になります。
そして、中沢本部長さんのお話しと同じことを、よく事あるごとに話してくださいました。
また、機関紙は多くの人の手を経て、信者さんの元に届く訳ですが、時間がなく、あまり読めなかったりすると、申し訳ない気持ちになります。しかし、新聞の一番下の「春秋雑記」は好きで興味深く、為になることはメモに書き写したりしています。
そして、信者さんにはなるべく早く、佼成誌などは、毎月1日には必ず、届けるように日頃から心がけています。これからも、文書布教の大切さを噛み締めながら、精進を重ねて行きたいと思います。
合 掌