CIMG0524去る4/30~5/1に伊丹・尼崎南両支部合同で、本部団参に行ってまいりました。両日共、とても良いお天気に恵まれて、東京の本部へ向かう車窓から眺める山は、頂上に白く雪が残り、神神(こうごう)しい姿を見せていました。関西地方に住む者には、山の頂きの雪はさすがに珍しく、その美しさには感動してしまいます。
朝8:00に神戸教会を出発したバスは、午後3:40に東京に無事到着しました。本部では様々な行事が予定されていて、夜には行事の中で、自分の行きたい行事に参加することになりました。

<団参会館(宿泊施設)着、開祖記念館・一乗宝塔など見学>
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波羅密橋から見る大聖堂(左)と普門館(右)

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庭野開祖を顕彰する「一乗宝塔」

翌5月1日(金)は、大聖堂においての式典がありました。そこには各地(17)の教会から会員の皆さんが一同に参集していました。
雅楽の演奏で始まりましたが、生演奏を大聖堂で聞くのは初めてだったので、とても感激しました。最後に会長先生のご法話を聞くことが出来ました。
菩薩の修行をするものの行ないについて、六つの標準を示された「六波羅密」(ろくはらみつ)を教えて頂きました。
「布施」(ふせ)・・・奉仕する
「自戒」(じかい)・・・自分自身を完成していく
「忍辱」(にんにく)・・・人に対して寛容
「精進」(しょうじん)・・・我を忘れて懸命に行う
「禅定」(ぜんじょう)・・・心を落ち着かせる
「智慧」(ちえ)・・・眼を開く

「菩薩」とは、自分だけ迷いを離れれば十分というのではなく、他を救うのが、その働きなので、六波羅蜜は、すべて他を救うことが前提となっているそうです。何だか、とっても難しいなあと思いながらも、必死でメモを取りながら、聞かせて頂きました。

 東京の本部での時間は、あっという間に過ぎ、もう帰路に着くことになり、皆さんとバスの停まっている所に集合しました。ここらあたりで何とか、集合写真が撮りたかったのですが、良い場所と時間も取れず、本部を後にしました。

 帰路のバスの中では、団参恒例のジャンケンゲーム、ビンゴゲームなどをして、しばし楽しみました。その後ひとりずつの決意発表がありました。

◆Aさん
 団参に行きたい気持ちがあるけれど、集合場所が、いつもの伊丹市内が今回は、神戸教会と知り、大きな荷物を持ち、駅まで歩くのが心配でしたが、支部長さんが、バイクで来てくれて荷物を持ってくださった。人の世話になることも大事だと思った。

◆Bさん
神戸教会を出発するとき、教会長さんより「感謝と決定(けつじょう)」という言葉を頂きました。お役の中で感謝ができました。しっかり精進していきます。

CIMG0550また、なかなか写せなかった集合写真が、長野県まで来てやっと、撮影することが出来ました。
両方の支部長さんが計らってくださったお蔭さまです。

長野県南部 駒ケ根市
(駒ケ岳サービスエリア)

  
今回の団参を通して、皆さんの信仰に対する思いや、取り組み方というものを、真近に見た時、自分は遠く及ばないということを、ハッキリと感じさせて頂きました。
 しかし、ゆっくりでも、少しずつでも、皆さんに近づいて行かれるように、精進しなければと思わせていただきました。
                              合     掌