来る4月8日(水)は、花まつり{灌仏会(かんぶつえ)}の日です。
この日はお釈迦さまの誕生日(降誕)で、筆者の子供の頃は、どこのお寺でも出かけて行けば、甘茶を飲むことができました。近年はめっきり、甘茶を飲める機会が少なくなったようです。
この度伊丹支部では、市内の皆さんに、花まつり(灌仏会)とはどんなものか体験して頂きたく、花御堂(はなみどう)を設置して、皆さんのお越しをお待ちいたします。ぜひ、お誘い合わせの上、一度体験してみませんか!!
●日時:4月3日(金)
午前11時~午後1時
●場所:伊丹市内(三軒寺前広場にて)
伊丹市中央2-6-16
(法厳寺の真ん前)
昨年の花まつりの様子
◆灌仏会(かんぶつえ)
4月8日にお釈迦さまの誕生日(降誕)を祝して行う法会(ほうえ)。
花で飾った小堂{花御堂(はなみどう)}を作り、水盤に釈迦の像(誕生仏)を安置し、参詣者は小柄杓(こびしゃく)で、甘茶を釈迦像の頭上にそそぎ、また持ち帰って飲む。
◆甘茶(あまちゃ)
ユキノシタ科の落葉低木、ガクアジサイの変種。
アマチャの葉を蒸してもみ、青汁を除き、乾かしたもの、煎じて飲料とする。
甘味を有するので、4月8日の灌仏会(かんぶつえ)に、甘露(かんろ)になぞらえて、釈迦像にかける。