長く続いた梅雨の雨。たまたま今日は晴れる?という現象以上に、教会長さんがお見えになる日に雨がやみ、一時の晴れ間を頂いたということに、何か不思議を感じさせていただきました。
同行の文書布教部長さんのご挨拶、教務部長さんのご挨拶の後、地区主任をされているO主任さんのお説法がありました。韓国で生まれ、戦後の悲惨な子供の頃のお話や、日本に来て、平和を守る憲法があって、絶対、戦争をしない国の素晴らしさを、心をこめて、お話してくださいました。その後、大法座が始まりました。
M青年女子部さん・・・6月に結婚しました。これからどういう心構えで生活していったらいいでしょうか?
教会長さん・・・人間は完璧な人はいません。こちらの見方次第でどうにでもなります。
3つの実践①朝、早く起きて、主人を送り出す。
②どんな時も、笑顔で接する。
③おいしい料理を作る(粗食であっても)
夫婦というものは、分かり合っているようでも分かっていないことの方が多い。1日24時間、睡眠8時間、仕事8時間移動やら何やらで、夫婦が向き合う時間は4時間程度。そのうち、お風呂、食事、テレビなどを除くと、2人でしっかり向き合う時間はあまりない。だけど何十年も一緒に暮らしていると、すべてを知っているように思いこんでしまい、「この人はこういう人だ」と固定観念で見てしまい、その人の良いところが見えなくなってしまう。でも本当の所は、お互いの長所、短所をあまり分かっていないのだから、良いところを見ようとする訓練をすると、どんなことも、笑顔で無理なく、良い受け取り方が出来るようになります。
S会員さん・・・孫を預かっていますが、小学2年生になった頃、学校に行きたくないと言い出しました。どうしたらいいでしょう?
教会長さん・・・それは、あなたが悩むことではないです。その子の親たちが悩むことです。おばあさんは見守っても、その孫を育ててはいけない。問題が起きれば両親に伝えて、両親が話し合い、問題解決の糸口を探してもらう。それが、子供を産んで育てると言うことです。子供が生まれたときから親も親にならせてもらう。だから、子供の年齢と親の年齢は一緒ですよ。
沢山の質問の中の1部をを紹介させていただきましたが、改めて感動させていただきました。後ろの方で豆菩薩さんが、お互いに「しー」っと口に手を当てて静かに教会長さんのお話を聞こうとしていました。その姿にも感動、感動でした。 Y 合掌