またまた北神支部に、原教会長さんが来て下さいました。お盆の月でもあり、又、その上に、9日は、教会長さんのお母様の月命日とのお話を伺うと、一層、特別な一日なんだと思えました。
M組長さんのお説法があり、壮絶な人生体験を語って下さり、教会長さん始め、参拝者一同、感動して聞かせて頂きました。めいめいの心の奥に、何気ない毎日のありがたさや小さな事柄の中にも喜びを見つける大切さを教えていただきました。 続いて大法座が始まりました。
I組長さん・・・離婚して4年生の孫と帰ってきた娘に対して、初めは困ったことと受け取っていたが、ご法のお陰様で、支部長さん、主任さんに心を聞いて頂き、少しずつ、ご指導を実践していくと、娘や孫の口から「ありがたい」とか「嬉しい」とかの言葉が出るようになってきたことが、一番の喜びとなっております。
H組長さん・・・95歳になる母の最期をどう看取っていったらよいのか。姉弟5人いるが、誰もが、個々には親孝行なのに、集まると意見が合わず、気まずい関係になっている。
教会長さん・・・自分の行く末の姿をお母さんが見せてくださっているのですよ。今、出来ることは、姉弟とお母さんの間に入って良き縁となって、双方に喜んで貰える言葉かけをすると良いですよ。
O地区会計さん・・・姉の主人が亡くなりました。今まで長い間、異なる宗教を信奉して、お互いに精進してきました。しかし、義兄の宗派の葬式には、お戒名もなく、私は、何となく寂しく思い、帰ってから、義兄のお戒名を教会で頂きました。姉にその事を伝えると、反対されることもなく、詳しく書いて送ってくれるように言ってくれました。私は意外でしたが、嬉しくて、義兄の四十九日を穏やかに送れることに感謝しています。
教会長さん・・・どの宗派であっても、精進する心に変わりはありません。自分が正しいと思って押しつけると嫌がられますが、あなたが、穏やかに佼成会のお戒名の意義を説明されたから、向こうも、素直に受け入れて下さったのでしょう。その事が素晴らしいですね。
等々、普段聞けないような話も飛び出し、和気あいあいに午前中が過ぎていきました。
午後、教会長さんは、お疲れの様子も見せずに、支部幹部の日頃の心の持ち様を聞いて下さり、わかりやすく、しかも、優しさあふれた言葉をたくさん頂きました。お帰りになった後、支部長さんのかみしめがあり、かざることなく自分の心を聞いて頂けて良かったね、本当にありがたかったね、と言って下さって、一人一人の心の気づきを確認してくださいました。
本当に貴重な一日となりました。ありがとうございました。 合掌 K・Y