花を咲かせずに実をならす、いちじく（無花果）。せっかちと言えばせっかちですが、その実は栄養豊富で、沢山食べると口の周りが切れたりもしました。
このいちじくを小野地区の地区会計さんの御主人が夢をもって育てていらっしゃいます。
毎日、消防署に勤めて帰宅後、すぐに畑に向かってせっせと草取り、支柱立てと手間ひまかけて世話をされたいちじくの木が、3年目にして、今年初めての出荷の運びになったのです。
最初の箱詰めの時は感動されたそうです。「汗水流して育てた苗木は大きくなり実をつけた。子供を育てるのと一緒ですね。」と言われました。
夜は、疲れていてもご供養される御主人。私に、一言「感謝しています。」とぼそっと言われた言葉に、こちらが感動を頂きました。ありがとうございました。 合掌
