12月14日、北神支部西脇地区、橋本家に於いて御本尊安置式がとり行われました。ブロンズ像安置第一号になった橋本家では、支部長さん始め、地区の方々の感動のご供養が始まりました。ご供養中、地区の中村主任さんが何度も涙をぬぐう姿にまわりも目頭を押さえてのご供養でした。
主任さんは、支部長さんの「何とか橋本家に御本尊を」との願いを受け、一年近く関わってこられました。何十回となく橋本さん宅に足を運ばれ、御本人の納得のいく形で勧請をととことん相手の心に寄り添い話合ってこられました。
橋本さんは、結婚して赤ちゃんが生まれて1歳をすぎた頃、御主人を亡くされました。その悲しみにも負けないで、その後、佼成会の縁にふれ、貧乏でも心まで貧しくならないようにと子供さんにも接せられたその姿は、崖っぷちに咲くユリの如く凛として生きてこられました。
橋本さんと同じく、自立した生き方をされて来られた主任さんとは、因縁が和合されたお二人だったのです。参拝者全員が心ゆさぶられた安置式でした。最後に娘さんが「お母さんの事が心配だったけど本当に安心した。皆さんお母さんをよろしく。」と言われた言葉に、又、みんなで涙した有難い1日でした。 合掌 山本