福岡の実家に額装のご安置をさせて頂きました。
結婚前の両親、特に母は特定の宗教には
入っていませんでしたが信仰心に篤く
水子もいた為か、いつも手を合わせていました。
福岡にいた私は主人の母から遊びにおいで、と尼崎に呼ばれた時
平成2年7月1日、神戸教会の落成の式典に一緒に参加しました。
その様子を写真に納め、両親に見せると「いい所に連れて行ってもらったね」と
とても喜んでくれました。
そして結婚が決まり、主人の母から「ご選名を頂かない？」と言われ
両親に相談すると
「良かったね！主人の両親が信仰しているおかげで、いいお名前頂けるね」
と、言ってくれました。
私もそう言ってくれる両親がいたからこそ
素直にご選名を頂いたり、信仰する事が出来たと思います。
もちろん実家に総戒名をまつり込みしていました。
ご安置式は私と主人が導師と鐘をさせて頂き、両親も後ろでおたすきをかけて
おぼつかない様子でしたが･･･一生懸命一緒にご供養をあげてくれて
「ありがたい、ありがたい！」と言っていました。
後日、電話をかけると「毎日、少しずつご供養をあげているよ」と
言ってくれています
私は今回親孝行のつもりで
福岡に帰りご安置をさせて頂きましたが
私の方が、親の愛や思いを沢山感じた２日間でした。
ありがとうございました