12月19日尼崎南支部では相田講師さんをお迎えして
「組長のつどい」の中で法座形式で縁起観を学ばせてもらいました。
その中でA組長さんの息子さんが学生時代は不良で
お金の無心が酷く、借金の繰り返しで大人になっても変わらない
ダメな人間と見ていたその子が昨年、主人が13時間にもおよぶ大手術を
受ける大病をした時、家族が一つになりその中でも息子に相談し頼っていた・・・
すると何事にも長男の役目を立派に果たしてくれ、とても頼もしく見えてきた。
親の見方を変える事で子供がこんなに変わった・・・との発表に対し講師さんは
「子供はいつまでも子供扱いして欲しくなく、反抗していく。
ダメな子と見ていた息子さんを頼りにした事で、一人前の大人として
認めてもらったことが嬉しくて、もっと優しくしてあげよう、頑張ろうという
心に変わるんですよ」と、教えてくださいました。
また、40歳の息子に結婚出来ないのは資格試験に落ちた事に対し
「頭が悪いから」「背が低いから」と言い続けてきたと言われるBさんに
「親がそういう事を言わなくなったらすぐお嫁さんがくる。
一番大事な事は人間は皆平等で個々に違う。その人の良さを持っている。
息子さんは仕事も真面目で親孝行な優しい子。何回でも試験に挑戦することは
素晴らしい事だと褒めて認めてあげる。そして頑張っている息子さんの
心に寄り添ってあげる事が大事です。」と、気付かせて下さいました。
最後に今年ご主人を亡くされたCさんの辛い想いを聞かせてもらい
講師さんは当時のご自分の体験から、ご主人が末期ガンで入院中で
一番辛い時に当時の教会長さんが多忙の中2回もお見舞いに来て下さり
「今はしっかりご主人に寄り添って下さい」と、暖かい想いをかけて下さった。
その心が嬉しくて、お役を頑張ろう!!と決心して今がある、と教えてもらい
私は感動しました。今回の講師さんのお心を大切に、自分の見方や考え方が
変われば相手が変わる・・・どこまで相手の心に寄り添っていける自分になれるか
又、小さな事にも「ありがとう、おかげさまで」と感謝出来る豊かな心を持つ事が
幸せになっていく早道と教えてもらいました。
とても意義深い一日でした。