今年の四月、私の足の手術中に主人が仕事を辞めたいと言い出しました。
話し合おうと言っても、何も話す事はないと言われて
身動きのとれない私は、一日中辛くて泣き明かしました。
3月11日の東日本大震災以降、仕事が忙しくなり大変だった上に
私が入院している事で、家事までも主人の負担になり
ストレスが溜まっていたようです。
私は先生と相談し、家事だけでも主人の負担を取ろうと
当初70日位の入院を50日で退院し、家事とリハビリに励みました。
しかし、仕事を辞めると言う事を認められなかった私は
支部長さんに話を聞いてもらうと
「男の人は誰でも仕事を辞めたい思いをするのよ」と教えてもらい
やっと主人が言い出した事に納得できました。
今、私に出来る事は、主人に何か言われたら「ハイ」と返事をする。
また、朝は仕事に出る時に車まで主人の大好きなコーヒーを持って出て
車が見えなくなるまで手を振って見送る様に努力しました。
先日、主人は飲み会があるので「車で会社まで送って欲しい」と言われ
往復2時間かかる会社に送っていき、夜も迎えに行きました。
もちろん、飲み会なので時間はあてにならず、車の中で3時間以上待ちました。
主人に喜んでもらえる私になろうと思っていたので
あまり腹が立たずに迎えることが出来ました。
明くる日、私は求職中で面接の結果がわかる日でした。
結果は不採用でしたが、それを主人に電話で伝えると
「今の会社、もう少し辞めずに頑張るから!」と言ってくれました。
私は思いもかけない言葉にビックリしましたが
自分が心を切り替え、主人の心に寄り添い
やすらげる家庭にしようと思い行動すると
辞める辞めないと言う話をしなくても
主人にも私の心が伝わるんだと感じ
涙が出るほど嬉しかったです。
今の気持ちを忘れずに、やすらげる家庭を目指して
これからも努力して行こうと思います。
また、地区では主任のお役をしていますが
仕事をしている為に電話連絡が多くて、支部や地区であった
ありがたい事や気づきなどを十分に伝える事が出来ていなかったので
組長さん達とのコミュニケーションが取れていなかったように思います。
何でも自分でしようとせず、皆さんに甘えながら助けてもらいながら
功徳をお伝えし、明るく有難い地区にしていこうと思います。
尼崎南支部 T