3月17日 近松地区の春季彼岸会を Aさん宅で行いました。
式典の中で Aさん(40代 男性)が4年前に亡くなった父親への感謝の 「手紙」を読んで下さいました。
Aさんは時々 娘(ありさちゃん 8才)のための弁当を作っています。当日、『玉子焼き』を焼きながら 昔父親が自分のために作ってくれていた事を「手紙」の中で発表して下さいました。
父親の味を娘にも伝えたい というAさんの思いを 初めて聞いた奥さんは、何も知らずに パクパク食べていた 事を反省され 涙ぐんでいました。
後の法座で支部長さんより ”ご主人は細かい事はいちいち話さないけど、いろんな思いをしている事に 私達は気づいていないのですね” と話されました。
ご供養終了後に Aさんはもう一度 ”玉子焼き”を焼いて下さり 娘さんがお供えしてくれました。
父から息子へ引き継がれた”玉子焼き”を 孫娘の手で ご先祖さまへのお供え ができて 感謝 と 感動 の彼岸供養ができました。
有りがとうございました。 合掌 (N主任 より)