5月9日・10日の2日間の日程で本部団参に行って来ました。

今回は明石西支部・明石東支部の合同で地元の明石からバスで出発。同日、別途で尼崎北支部もバスで出発しましたので、神戸教会からは100人以上の大規模な団参となりました。

出発時は雨が降っていましたが、バスが出発すると次第に晴天に恵まれて、景色を楽しみながらのバス旅行ができました。

晴天に恵まれたバス旅行の景色
 東京の本部に到着すると、シトシトと雨が降っていましたが、ほとんど気にならない程度でした。
 ここしばらく季節外れの暑さが続いていたので、心地良い位の気温でした。希望者は最後の普門館を見学できるという事で、小雨の中、移動しました。

 

 皆さんご存知だと思いますが、普門館は取り壊されることが決定しています。
 2012年の専門家の調査により、耐震強度不足で天井の崩落の可能性があることから使用中止となりました。建替えも検討されましたが、建築基準法の規制で同規模のホールが建てられないことが分かり、2013年には補修工事も断念されました。
 1970年の落成から、普門館は、美空ひばりや春日八郎など日本を代表する歌手のコンサートやカラヤンのクラシック演奏会、吹奏楽のコンテストなど様々な催しが行われ、多くの人々に親しまれてきました。特に、中高生の吹奏楽を志す多くの若者たちにとっては、『吹奏楽の甲子園』として、目標の場所だっただけに、普門館が無くなってしまうのは本当に残念だと思います。
 最後の普門館見学では、その歴史を綴るビデオが上映されました。当時憧れだった懐かしい歌手が歌う思い出のシーンやクラシック演奏会、吹奏楽の甲子園を目指す中高生の様子、まだ幼かった頃の光祥さまの可愛い映像などが次々と映し出され、最後の思い出として心に深い印象を残してくれました。
 本当に、「ありがとう普門館」と言いたいです。

 

普門館の全景
普門館の舞台
舞台から見た普門館の客席

 

2日目は大聖堂でのご供養の後、脇祖さま御命日の式典、会長先生の挨拶と続き、小グループに分かれての法座が行われました。

 式典では苫小牧教会の教会長の体験説法。レバノンのADYNAという団体の宗教の壁を超えた活動への庭野平和賞授与式が行われました。

 苫小牧教会長のお説法で「お役で人が変わるのではなく、お役で人格を磨いていく」と言う言葉が印象に残りました。
 式典の後は教会の枠を取り払った小グループごとに分かれての法座が行われました。全国各地の地方教会からこられた方々が一緒になって輪を作り、地方教会の特徴や問題、個人的な話題を発表し、平素の法座では得られないような刺激を受けました。合掌