ご主人の退職の日 笑顔で迎えられますか?
Aさんのご主人が会社で突然、退職を言われました。「残ってくれ」と言っていたのにと会社に対して、腹が立ちました。奥さんは教会で、「ご主人に長い間ご苦労様でした」と心からねぎらうことを教えて頂きました。なかなかその気持ちになれずにいたAさんは、何故出来ないのだろう!と自分を見つめてみると「会社に対する不満があることに気が付きました。それは私の執着心だと気がつき、Aさんは、功徳を積みながら、会社側の立場も考えられる心になりました。ご主人に感謝の気持ちが伝えられ、会社に対する気持ちも変化しました。すると、ご主人の会社から「もう少し働いてくれ」と言われたというのです。不思議です。
そのことをサンガの仲間であるBさんに話しました。Bさんも同じような状況で、なかなかご主人に「ご苦労様」が言えずにいました。会員教育に参加して、講師さんの赤裸々な体験を聞いたことで心が楽になり、私も幸せになる為に言わせてもらおうと思って家に帰ると、ご主人は「会社に残ってほしいと言われた」というのです。AさんBさんが同時にこのような現象を頂き、退職の日はまだ先のようです。
このことを通して、夫婦の心は繋がっていると思いました。「執着の心をとると、感謝になる」ということが分かりました。
これから迎える退職の時、夫婦がお互いに感謝でき、その日を笑顔で迎えたいものですね。