昨日、神戸教会では野上教会長さんの退任式が行なわれました。
教団代表で椎名理事長(佼成学園)さんがお越しくださり、神戸のコンビニ店で物を探しているとき、私の目線になって、一緒に探してくれるというエピソードを交え、神戸の人は、明るく、やさしく、温かいと表現されました。また、「あの大震災の経験があったからこそ、助け合いの精神があり、優しいのでしょう」と讃嘆していただきました。そんな素敵なごあいさつで盛り上がりました。
椎名理事長さんから、野上教会長さんのことにふれ、神戸教会の教会長さんになるべくしてなったこと。そのことは仏の本願だったとお話しをいただきました。なるほど、私たちに、必要、必然、ベストだったと心から思える退任式となり、野上教会長さんから頂いた、お慈悲いっぱいのご指導を会員ひとり一人がかみしめさせて頂く、時間となりました。
全力投球の努力をされてお役を務めてこられたこと、インドの霊鷲山での体験から、仏のはたらきをどう感じたらよいのかを信仰の課題にされ、ご主人が反対していたことを苦しみと捉えていたが、求道の道を歩むためだったとご主人に対して感謝の心しかないと変化させたことなど、真の信仰姿勢をお示し下さいました。また、足りない私だから、信者さんが支えて下さったと涙ながらにお礼のことばを述べられました。
自教会出身で、福知山教会、姫路教会長さんとしての9年間があり、神戸教会長としの5年間のご指導を通して、沢山のお慈悲をかけて頂きました。
代表支部長さんより、教会長さんから教えていただいた、「怖勝順劣戒」「3という数字の意味」「最高の境地を願って努力する」などなど、不言実行の教会長さんのお姿から学ばせて頂きました。仏に近づけるよう私達を導いて下さったことへのお礼のご挨拶がありました。
それぞれの幸せを念じて頂いたことへの感謝のシャワーを浴びながら、花道を信者さんと握手をしながら、拍手で送らせていただきました。
野上教会長さん、育てて頂いて、温かく導いて頂いて、ありがとうございました。(神戸教会 伝道メディアSより)