クロアチア人詩人 マコヴィッチ・ウラシッチの詩に胸を打たれました。クロアチア―セルビア紛争を体験した女性の詩です。

【あなたの敵を愛せよ】
あんな奴のために祈れって?
とんでもない!神様、それは無理な注文というもの!
私は友達を愛する、そして野原も森も海も・・・
植物や動物のために私は祈ろう、
だって、これらが死んだら、私たちの地球も死んじゃうもの。
だけど、あんな奴やほかの下らない奴のために祈るなんて!
それはあんまりというもの

いえいえ、あまりなんてとんでもない。
あなたの愛が、自分の親しいものだけに限られて、あなたの愛が、仲間割れを生み出し、私たちはこちら、かれらはあちら、
友達はこちら、敵は向こう側というように、
そんなふうに世界を分けるなら、あなたには信仰がない。
あなたには信仰がない、たとえ洗礼を受けていようと、
日曜にミサに出掛けようと、
自分の古着を慈善に差し出したとしても、
自分の友達だけを愛しているかぎり、あなたには信仰がない。
そんなあなたでは、世界は変わらない。
何もかもこれまでと少しも変わらず、
あなたの愛で地球は徐々に死んでいくだろう。

いかがですか?ズシンと心に響きます。  教会長投稿です。合掌