おはようございます。私は今日、明日と本部での法座主のお役を頂き、東京にいます。
先日「いのちの特集」番組で大きな学びを頂きましたのでお分けさせていただきます。
今、世界的にミツバチが不足しているそうです。一因として、大規模農場での果物や野菜の受粉の大規模化で、ミツバチが巣箱ごとにトレーラー等で大量に遠距離移動されるからだそうです。原因はまだ分からないそうですが、本来のミツバチの行動範囲をはるかに超えた移動により、巣箱に戻れなくなるミツバチが増えているとのことです。いわゆるミツバチの失踪です。しかし、その中でもわずかの数のミツバチは巣箱に戻ってくるそうです。
こうして、ミツバチは過酷な条件の中で、新たな能力を身に付けながら、進化することができるとのことでした。失敗や挫折という苦境は生命力をより強くするための進化・発展のエネルギーになる、常勝軍団はいずれ、退化するというメッセージでした。ミツバチに限らず、人間も他の動物も、苦境や逆行を乗り越えながら進化してきたのでしょうね。以前、私たちホモサピエンスも、大氷河期の最中、いっとき、千名前後にまで人数が落ち込んだと聞きました。しかし、その千名が逆境を乗り越えたからこそ、強い生命力を身に付けた今のホモサピエンスの大繁栄があるそうです。
会長先生の「泥中の蓮華」の喩えを思い出しました。皆さん、仏に向かって進化していきたいですね。 今日は教会長本人が投稿しました。 合掌