昨日は、明るい社会づくり運動の会が
神戸教会を会場で午後から行われました。
①明るい社会づくり運動の理念について
事務局 主査 竹嶋 克之 氏
②終末期医療(ホスピスケア)について
立正佼成会附属病院 院長 林 茂一郎 氏
ホスピスケアのお話しでは、余命6ヶ月以内の方を病院にお連れして、心穏やかにゆったりと過ごして頂くという事でした。もともとは、キリスト教から発した様ですが、手当ての心がとても大事だそうです。寄り添って、手を握り、側にいる事が一番だという事です。
プロの医者がおっしゃいました。
【真観】が大事ということです。
その人の真実を見る。自分の固定観念を押し付けない。
例えば、「食べた方が元気になるから、もう少し食べて。」「頑張って!」とか言いがちですが、たくさんは食べられないそうです。いつも、ご本人は最後まで、家族の事を考えて、心配し「早く帰りなさい」などと言うそうです。どれだけ相手の立場になって、考えられるかです。
林先生は、褒め讃えるのが上手で、笑顔が素晴らしく、また謙虚な方でした。明るい社会づくり運動の理念と終末期医療の精神はひとつであると話しておられました。
私達は、お見舞いに行きますが、このことも実践すればいいのですね。
眠っていても、人の気配を感じるそうです。そっと側に行き、手を握るだけでもいいのです。また、触れられなくとも、心を届ける、寄り添う事が大切なのだと教えて頂きました。
感動しました。と教会長さんより、メッセージを頂きました。(スタッフより)