おはようございます。19日20日と広島(慰霊の塔)から大津島(回天記念館)へ、中学生と共に平和学習に行ってきました。
平和学習会 バス
目を背けたくなるような過去を振り返り、【過ちを繰り返してはいけない】と伝えていく事が大切だと感じました。

今年で最後、今年で最後と思いながら、戦争体験を伝える語り部さん・・・。

人間魚雷で145名の命をおとしました。

一人の19歳の少年の遺書からライン ブルーリボン
【あと3ヶ月で出撃、心は日本晴れ、命をかけて戦う事によって、多くの人が救われると思うと怖くはない。少し寂しいのは、女性である母は、どんなに喜んで出撃したと聞いても、僕の戦死を聞いたら、涙をながすだろう。たったひとつお母さんの涙がこわいです。】ライン ブルーリボン
また、ある方は、出撃前に終戦となりました。今、命があって、生きて色んな体験をしましたが、命を捧げる事によって多くの人を救えると思えた当時ほどの充実した心はなかったそうです。

私達が歩む道(仏道)は、慰霊が出来て、平和を願い、伝える事が出来るのです。人さまの為に捧げる人生を歩む事が出来ます。

二度と尊い命を失う事のないようにしたいものです。

家族の為にふるさとを平和にしたい、その為に、国の平和を願い、出撃した若者達です。その遺書は皆、お父さん、お母さん、妹よと家族に当てたものでした。

中学生が平和な国にしていきますと願える教育は、大切です。
広島での中学生による慰霊供養の導師・脇導師も素晴らしかったです。きっと努力をしたのでしょう。
観光で来ていた外国人の夫婦も、中学生のその姿にひきこまれ、手を握って共に祈ってくれました。有り難いことです。

中学生達は慰霊が終わるまで、食事時以外は、水かお茶だけで、持たせてくださったキャンディーも我慢して、強行スケジュールの中で、へとへとになって帰ってきました。
「最初はいやいや行ったけど、平和の大切さに気が付き勉強になった。また行きたい」と感想を聞かせてくれました。これは素晴らしい事です。
続けていくには、このように行った人たちが又行きたいと思わなければ続けられません。

             と教会長さんより、熱いメッセージを頂きました。

  《平和学習会に行かせて頂き、有難うございました。とお礼を言う中学生です。》
平和学習会 お礼

   =お父さん、お母さん、サンガの仲間、沢山のお迎え、有難うございました。=
平和学習会 お迎え