いよいよ開祖さま生誕百年の節目の年を迎えました。
私たちは、本会創立以来、「人は本来、皆一つの乗り物の同乗者なのだから、心をおおらかに、互いを認め合い、協力し合おう」という“一乗”の精神を自らの願いとして、世界平和と人類救済に生涯を捧げた開祖さまに倣(なら)い今年の精進を誓いましょう。
さて私たちは、宇宙船地球号に住む人間同士ですから、世界の問題は同時に自分の問題と受け止めて、「一切の生きとし生けるものが救われるようにと、願ってこの世に生まれてきた」と法華経に説かれてある『願生』ということを、しっかり心に刻んでいきたいものです。
そして、足元の家庭をととのえる-『斉家』を通じ、人生の爽やかな春、祖国の聖なる春を象徴する青少年の問題に、本年も、しっかり目を向けて取り組んでまいりましょう。